圧力鍋を買った時・買うに考える事といえば、
- 角煮を作る
- カレーを作る
- 煮物を作る
という事がほとんどなのではないでしょうか。
時間がかかる事が時短で簡単にできる、というのが圧力鍋の魅力ですよね。
ただ、逆に考えると。
それ以外の料理をするときに使うか?
と思ってしまったり。
こうなってくると、料理上級者じゃないと使いこなせないのでは?なんて事も思ってしまったり。
そうなってくると、圧力鍋を使う回数ってあんまり無くなって、だんだん置物と化してしまいそうなのが怖いところ。
なので、その抵抗(?)としてうちは月に一度、圧力鍋でお肉を大量に下ごしらえしています。
茹で鶏・茹で豚を作って、ひとつずつ袋に詰めて冷凍しているのです。
使ってるうちにこんなの茹でてみたい、だとか野菜を入れてみようかな、とか考えるようになってきました。
基本的な考え方としては、一度に大量の茹でモノが短時間で柔らかく出来る、という考え方をしています。
豚の角煮に使う調味料の量がもったいないと感じる貧乏性のズボラ主婦が、圧力鍋の気楽な使い方をまとめてみました。
ちなみに、豚の角煮の煮汁がもったいないのでお米を炊くときに使うと美味しい炊き込みご飯ができました。
圧力鍋はあると何かと便利
圧力鍋を決めた基準
ガスと電気タイプとで悩んだ結果、ガスにしました
詳しい経緯はこちら↓からどうぞ。
圧力鍋はガスと電気どっちが良い?メリットデメリット考えた結果、ガスにした私の感想と向き不向きの判断基準まとめ
ちなみに我が家は2人暮らしですが、4人前サイズな大きい圧力鍋を使っています。
たまたま行ったニトリで、型落ちの展示品だった子が安く売られていたのでお迎えしました。
圧力鍋を普段使いする事のメリット
圧力鍋を月に一度でも使うようになると、こんなメリットがあります。
- 置物にならない
- 料理が楽になる
- 休日に作っておけば平日のストレスが減る
そして、私が普段圧力鍋を使うのはこんな使い方です。
- 豚の塊を茹でる
- 根菜をぶつ切りにして茹でる
- 茹でた後の汁で美味しいスープができる
- スープを元にしてカレーやラーメンも美味しくできる
お肉は安い時にまとめ買いして使っています。
いかに素敵な料理を作るか、というよりもいかに圧力鍋を置物で終わらせないか、を重点においている人間です。
せっかく高いお金だしたのに豚の角煮数回作って終わりなんてもったいないじゃないですか。
もっと楽に使い倒してやりましょうよ。
オススメな圧力鍋の使い方
我が家では最低でも月に一度は鶏ムネ肉と豚肉の塊を買って圧力鍋で調理しています。
茹で鶏や茹で豚にして、日々のご飯はもちろん、お弁当にも入れています。
冷蔵庫に入っていればさっと朝ご飯にも使えるので何かと都合が良いのでオススメです。
茹で鶏を作る

- トリムネ2㎏
- 酒300mlくらい
- 水→かぶるくらい
を全部圧力鍋につっこんで加圧します。
持っている圧力鍋の調理時間を参考にして約15~20分加熱しています。
冷ましてから袋に入れて空気を抜いて冷凍して、半月~1ケ月で食べきっています。
フォークで刺して塩を揉むとしっとり柔らかでジューシーになる、という話もありますが
我が家はめんどうくさいので買ってきた鶏肉をお鍋の中にダイレクトアタックさせてます。
そして、塩味ついてるとツブシが利かなくて私が嫌だから、という理由で塩は使いません。
肉同士が重ならないようにちょっとずらして入れたりとかはしています。
茹で豚を作る

- 豚肉1.5㎏くらい
- 300gくらいの塊に切り分けて
- 料理酒300mlくらい
- 水→かぶるくらい
を全部鍋に入れて約25分くらい加熱しています。
豚肉はその時安い部位を使っているので、豚肩やモモなどが主です。
バラを茹でる時は時間を減らして加圧しています。
やりすぎると脂身がどるんどるんに溶けてしまうので。
角煮にすると調味料をかなり使う事になるから嫌な貧乏性なので、調味料は入れていません。
肉の味しかしないのでその後どんなアレンジも利かせられて便利です。
根菜を茹でる
特にニンジンを茹でると最高に美味しいです。
タマネギやジャガイモ、かぼちゃなどは加圧時間が必要以上にかかると溶けてなくなってしまう事もありますが、ニンジンは姿を保ってくれています。
すごく柔らかい上にニンジンの甘みが引き立って、あとはちょっと醤油やめんつゆとバターを少しを軽くかけてレンジでチンするだけでも美味しいです。
逆に考えると、野菜がくったくたに柔らかいスープを作りたいの!という時にはぴったりです。
茹で鶏・茹で豚の活用方法
茹で鶏のアレンジアイディア

私はよくスライスしてサラダにトッピングして食べています。
特にゴマダレをかけて食べると最高です。
違うドレッシングをかけたりすると飽きません。
ゴロゴロに切って親子丼に使ったり、バラバラにさいて棒々鶏にしてみたりもしています。
加熱して照り焼きチキン風にしてみたり、シンプルに塩コショウをふりかけてみたり。
シチューや汁物の具材にしても便利です。
茹で豚のアレンジアイディア
こちらも食べるときはスライスにしたり、塊のまま調味料で煮てみたり、
野菜炒めに入れたりしています。
豚の角煮を作る、というよりも即席のチャーシューを作っている感覚で色んな味付けにします。
肉の下ごしらえが済んでいる状態になるので、日々の料理が楽になります。
キャベツの千切りの上にスライスした豚肉をのせ、ニンニク醤油を掛けて食べる、というのも美味しいですよ。
茹で汁も立派なスープになる
肉の旨味が出ている茹で汁をそのまま捨てるのはもったいない!
ので、カレーやシチュー、スープに使っています。
特に、ラーメンのスープにするとすごく美味しいです。
市販のラーメンスープの素を溶かすだけで簡単に作れます。
茹でた根菜の活用方法
- 調味料を加えて煮物にする
- おでんにする
- 温野菜サラダにする
- お肉を加えてスープにする
- カレーやシチューの元にする
などなど、根菜を茹でただけでもその後の料理の幅が広がります。
野菜を茹でた後のスープにコンソメを入れるだけでも美味しいのでオススメです。
市販のおでんの素を入れると美味しいのでよく使っています。
もし失敗しても大丈夫!
特にこれはガス式の圧力鍋で言える事なのですが、加圧時間を自分で調節する必要があります。
そのため、慣れていない時は加圧時間が長かったり、短かったりで失敗してしまう事もあります。
繊維でバラバラになってしまう場合があったり・もさもさになる事も。
そういった時はコーンビーフやツナ缶を使う時のような感覚で使っています。
味付けをしていなければ、基本的に素材の味しかしません。
そのため、大抵の料理にアレンジすることができます。
正直、茹でるのを失敗してもその後カレーにしたりシチューにしたりできるので、どうにでもなります。
野菜がぐずぐずになったカレーは野菜の甘みが良く出てるので凄く美味しくなります。
- 加圧時間が短くて固い
- 火がきちんと通っていなかった
こんな時は再度加圧すれば問題無しです。
圧力鍋で加熱するのめんどい、と思ったらフライパンでもオーブンでも活用して火を通してしまえばストレスはありません。
次回圧力鍋を使う時に加圧時間を増やせば良いんです。
最後に
せっかく買った圧力鍋をあんまり使わないのはもったいない!
圧力鍋で角煮を作ると調味料がもったいない!
と考える人間の発想について語ってみました。
茹で鶏・茹で豚があれば日頃の料理を時短&ストレス軽減できるので本当にオススメです。
以上、実は圧力鍋を買ったのは釣ったウグイや魚を美味しく食べたいからという理由が大きかった、おかめ(@okame_0515)でした。