冬に見かけるカスベどう食べる?唐揚げがオススメ!タンパク質豊富でヘルシー素材
冬になると、スーパーの魚売り場で見かける「カスベ」。
切り身で売られてて気になるけど、どうやって食べるの?エイって美味しいの?と思ってる方にまず言いたいのが、

唐揚げにすると鶏軟骨みたいで美味しい!
ということです。
煮付けも美味しいんですが、私は下味つけて片栗粉はたいて唐揚げにするのが大好きです。
骨もボリボリ食べられて、3歳のうちの子も大好きです。
そんな感じでカスベってこんなに美味しいよ!って話をします。
- カスベってなんなの?
- 下処理いるの?
- どういう味なの?
- 骨も食べられるの?
- 栄養は?
という話もまとめてみました。
カスベってなに?
カスベ=エイ


北海道では冬になると、スーパーで切り身の状態で売られていることがほとんどです。
カスベは、北海道でガンギエイ科のエイ達を指す呼び名です。
ヒレ部分を食べてるの?


売られているのはエイのヒレまわりの部分で、鱗も変な小骨もほとんどありません。
見た目はちょっとアレですが、とても調理しやすいです。
食べた感じも魚というより鶏ムネ肉っぽさを感じるので、魚が苦手!という人にもオススメだと思います。
エイの体のどの部分を食べてるのか、どうやってさばくのか、『改訂新版 日本産魚料理大全』だとフルカラーで読めて面白いのでオススメです。


この本おもしろ!
カスベの味と食感は?


カスベの味は、淡白でクセが少なめです。
- 身の部分:鶏ムネっぽい
- ヒレのさきっちょ:ぷにっと、コリコリ
特にヒレの先の薄い部分は、唐揚げにすると鶏軟骨みたいな食感になって、かなり美味しいです。
鶏手羽元が好きで、軟骨まで食べるタイプの人には、かなり合うと思います。
カスベの栄養
食品成分表によると、エイ(生)は
- たんぱく質が高め
- 脂質がかなり少ない
- 低カロリー
という特徴があります。




鶏ムネ肉や鶏ササミくらいに高タンパクで低カロリー!
煮つけにするとよくわかるのですが、翌日にはプルプルの煮凝りになっていて、コラーゲンもたっぷりなんだろうなと思います。
真カスベ・水カスベの違い


カスべが実際に売られてる状態だとこんな感じで、真カスべと水カスべ表記で売られてる事もあります。
真カスベ


水カスベ


真カスベの方が分厚い見た目で売られてる事が多いのかな?とおもったり。
- 真カスべ→メガネカスべ
- 水カスべ→ソコガンギエイ
で若干違う種類のガンギエイ科のエイだそう。
水カスベの方が若干安く売られてる事が多いです。
真カスベと水カスベ、食べ比べてみて、個人的な体感でまとめるとこうかな?と。
| 真カスベ | 水カスベ | |
|---|---|---|
| 身質 | 締まっていてクセが出にくい | 柔らかめ |
| 臭みのリスク | 低い | 鮮度・調理法による |
| おすすめ調理法 | 煮付け | 下味をつけた唐揚げ |
| 初心者向け? | ◎ | ○ |




初めて食べるなら真カスベが食べやすいと思います
カスべは骨まで食べられる


カスベの骨は、写真だと真ん中に並んでるやつです。
一般的な魚の細かい小骨とは違い、カスべの骨は軟骨です。
カスベの骨は煮付けや唐揚げにするとポリポリ、コリコリした食感で食べられます。
↓みたいな小骨もほぼありません。


小骨が多い魚と見比べると、違いがよくわかるんじゃないでしょうか。




骨付き肉好きならハマる食感だと思います
鶏軟骨のように食べられます。
もちろん、無理して食べなくても大丈夫。
刺さる心配が少ないので、小さな子供に食べさせる時にもあげやすいので気が楽です。
カスべを料理する
新鮮なカスベは下処理いらず
スーパーで売っているカスベは、
- 下処理なしでOK
- そのまま煮付けにできる
- 下味をつけて唐揚げにもできる
という、かなり気楽な状態になってます。
ただ、ちょっと時間がたつとアンモニア臭が出たりするので、買った当日にすぐ食べるのがいいかなと思います。




アンモニア臭がする!という時は唐揚げにすると、臭いが消えます
カスベの煮付け


小鍋に切ったカスベを入れ、
- 酒と水を入れて身が8割〜全部浸かるくらい
- 醤油・砂糖を大さじ1~2加えて
- 落とし蓋をして弱火で15分ほど
これだけです。
圧力鍋がなくても、普通の鍋で十分です。





むしろ圧力鍋使うとアンモニア臭感じることがあるかも!
落とし蓋をしてしっかり煮汁に浸かるようにすると、身はふよふよ、骨も柔らかくポリポリになります。
カスベの唐揚げ


まずカスべを食べやすいサイズに切ります。




キッチンバサミでザクザクきれます


- おろしニンニク・ショウガ・砂糖・醤油で薄く下味をつける
- キッチンペーパーで水分を拭いてから
- 片栗粉や米粉などを衣にして油でカリッとなるまで揚げる
粉をまぶして170℃くらいの油で揚げるだけで、とっても美味しい唐揚げになります。
粉が違うとどう変わるのか?を試したらこんな感じでした。
- 米粉:ザクッとした歯ごたえ
- 小麦粉:もちっとした食感
- 片栗粉:カリッと軽い仕上がり




私は米粉のざくっと食感が好きです
アンモニア臭が出たらどうする?
カスベは、鮮度や調理法によって、アンモニア臭が出ることがある魚です。
実際に、
- 普通の鍋で煮付け → ほぼ気にならなかった
- 圧力鍋で煮たとき → アンモニア臭を感じた
という事がありました。


圧力鍋は密閉されるから、においがこもりやすいのかも?
なので、初めて煮つけにしてみる!という時は、普通の鍋で煮付けにする方が安心だと感じました。
臭みが出ない下処理は?
カスべを含むエイの仲間は、鮮度が落ちると体内の尿素が分解されてアンモニア臭が出やすい魚です。
なので、絶対に臭みを出したくない!という時は、
- 酒に数分浸す
- 生の生姜を少量煮つけに入れる
とより安心かと思います。
チューブのおろしショウガだと、雑な風味が付く事もあるので、確実なのは生の生姜です。
アンモニア臭が出ても美味しく食べられる
カスべの煮つけを作ってアンモニア臭がした時は、さすがに気になって食べられませんでした。





でも捨てるのもったいない!
と思って色々調べて試した結果、唐揚げにしたら美味しく食べられました。
具体的には、
- 煮付けを一度洗う
- 酒に5分ほど浸す
- 水気をしっかり取る
- 粉をはたいて揚げる
という事をしました。


洗ったりなんだりしてる時に崩れちゃいましたが、カリカリに揚がった味付きカスべになってとても美味しかったです。





これはこれでおいしい!
まとめ
- 下処理いらずで調理が楽
- 骨を気にしなくていい
- 煮ても揚げても美味しい
- 高たんぱく・低脂質でさっぱり
カスベは美味しいよ!という話でした。
スーパーで見かけたら、「ちょっと試してみようかな」くらいの気持ちで、ぜひ一度手に取ってみてください。
ちなみに、居酒屋などで食べられるタイプのエイヒレは自作しようとすると数週間干す事になります。
なので、干したエイヒレ食べたい!というときは買った方が早いし確実です。











