2019年の12月、クリスマス時期に2泊3日で函館を楽しんできました。
1日目に函館山に行き、はこだてクリスマスファンタジーを楽しんで、
2日目の朝に函館朝市に行って、函館市内の散策&五稜郭を見て、
3日目の昼過ぎに帰って来た形です。
さすが異国情緒&歴史の薫り漂う函館は、どこに行っても楽しかったです。
はこだてクリスマスファンタジーは可愛くて素敵
函館山で夜景は“敢えて”見てこなかった
五稜郭では函館戦争の歴史に触れられて楽しい
イカ釣り体験は不漁で出来なかった
という実体験をまとめてみました。半分くらいは残念な話かも知れません。
特に、イカ釣りは不漁な時もあると心しておきましょう。旅行プランに組み込んでおくなら代案も考えておいた方が良いですよ。
はこだてクリスマスファンタジーについて

はこだてクリスマスファンタジー感想
12月のクリスマス時期に行われるクリスマスファンタジーに、去年の12月23日に行ってきました。
金森赤レンガ倉庫で行われている、クリスマス雰囲気満載なイベントです。
海上の船の上に巨大なツリーが飾られ、街も全体的にクリスマスムードで一杯です。
ツリーは日没から点灯していました。そして、一旦暗くなった後、18時に再度点灯されました。
点灯と同時に花火も上がったり、音楽が流れだしたりと、クリスマス感の魅せ方が凄かったです。


はこだて大使の方々がステージでクリスマスソングを歌っていたり、スープスタンドで美味しいスープが食べられたりと、その場にいるだけでめちゃくちゃ楽しかったです。
歩いて行ける距離内にはラッキーピエロやハセストもあり、函館ならではのグルメも満喫してきました。
2019年の情報については公式サイトをチェックです→はこだてクリスマスファンタジー実行委員会
移動には市電&バスがオススメ
はこだてクリスマスファンタジーを見に行きがてら、函館観光をするなら、市電などの利用がイイです。
駐車場に入る為に待っている車もいる程でした。
私たちは湯の川温泉方面に宿をとっていたので、ホテルに車を置いて移動していました。
市電の1日乗車券(600円)を買って、宿泊先の湯の川~金森赤レンガ倉庫に近い十字街を行き来しました。
1日乗車券なら、函館山に行ったり、函館駅や五稜郭公園に行く日程でも600円で済んでしまうんです。
ホテルのフロントや市電車内で買う事ができます。私は市電車内で買いました。停車している時に、運転手さんに一日乗車券を下さいと言うと、その場で売って貰えましたよ。
市電&バスの一日乗車券もありましたが、函館山・五稜郭公園・金森レンガ倉庫・湯の川温泉・函館駅を回る程度であれば、市電のみで十分だと思います。(実体験)
詳しくは函館市公式観光情報で確認する事ができますよ。
函館山で夜景を見なかったワケ

混雑を避けて午前中に行ったから
函館山といえば函館の夜景を見られる超有名スポットですね。
修学旅行で夜景を見たり、社会人になってからも友人と一緒にクリスマス時期ではない時に行った覚えがあります。
修学旅行の時ですら、夜景を見る人でぎゅうぎゅうだった覚えしかありません。大人になって行った時も、すし詰めを通り越してちらし寿司みたいな状況でした。
夜景が特に綺麗に見える場所なんて、身動きのとれない満員電車状態です。
そんな中で皆がんばって腕を伸ばしたりして写真を撮ってる感じでした。
満員電車の中でつま先立ちになって、人の頭の向こうにある窓の先に見える景色をどうにかして見ている。はっきり行って、そんな印象です。
そして、行った時はクリスマス時期にあたる12月23日です。ロマンチックな恋人たちなら、ロマンチックを満喫するに決まってます。
なので、函館山に午前中に行く。という判断をしたのです。更にいうと、曇っていたので景色を楽しむ、というポテンシャルとしては最悪です。
こんな状態で函館山に行く人は限りなく少ないだろう。そう思ったんですよね。
行ったのは、函館山ロープウェイの営業開始時間とほぼ同タイミングの10時過ぎです。
ロープウェイに乗る時には、ほとんど人がいない状態でした。私たちの他に4~3組くらい家族がいるかどうか、な感じでとても空いていました。

ロープウェイが空いているので、ガラス張りの向こうに函館の街並みを眺める事ができました。混んでいる時は見る事が難しいので、とても嬉しかったです。
函館山も人がほとんどいない状態で、見晴らしの良い場所をほとんど独り占め状態です。函館の街の向こうの山並みを眺められる、贅沢なひと時でした。
どのくらい人が居ないのかというと、ゆっくり記念撮影ができるくらいです。

たまたま居合わせた方に写真を撮ってもらえました。
曇っていましたが、函館を一望できる景色をゆっくり見られたので満足です。
ちなみに、強風などではロープウェイが運行していない時もあります。
公式サイト(函館山ロープウェイ)を要チェックですね。
午前中だから?レストランは貸し切り状態

曇っていて午前中の函館山に早く行って分かった事。
ランチタイム前の時間になるので、注文できる料理の種類には制限がありました。しかし、景色を見ながら何かを食べたい、という欲求を満たすには十分です。
見晴らしがいい席で、ゆったりと美味しいイカ焼きを食べながら一杯。
最高に素敵なブランチでした。
12時過ぎに函館山から下りましたが、その頃にはそれなりにお客さんが入っている感じでした。
とは言っても、夜の4分の1にすら満たないくらいの人数だと思いますが。
夜の函館山ロープウェイにびっくり
そうすると、ロープウェイの乗り場の建物から、人がたくさん出てるくらいに並んでたんですよね
建物の外をぐるっと囲んでいるような行列で、最後尾は建物に入れるまで早くても1時間と言われました。
建物に入ってからもロープウェイに乗って函館山に入るまで、更に時間が掛かる、そして絶対に混雑がひどい、と想像する私。
クリスマス以外のシーズンオフな時に再挑戦したいと思います。
プリクラで夜景と記念撮影

函館山ロープウェイには、函館の夜景などをバックに記念撮影ができるプリクラ機がありました。
夜景を見なかったので、それらしい気分を味わおうと、プリクラで記念撮影だけしてきたのです。
むしろ、こっちの方が綺麗に撮ってもらえて良いのでは?というのが正直な感想です。
函館夜景がどうしても見たい!という熱意が無い私には、午前中の函館山がめちゃくちゃ好きです。
不漁でイカ釣り体験ができなかった朝市
観光情報誌などに、函館の朝市でイカ釣り体験ができる、という事がよく紹介されています。
生きたイカを生け簀から釣りあげて、目の前でさばいてもらう、というイベント性のあるグルメの一つですね。
という事で、朝市に行ってきました。
行ってきたのですが。
開催場所には一枚の張り紙があり、イカの姿がありません。
イカ不漁につき、開催中止という内容のお詫び文章が下がっていました。
その時だけたまたま不漁だったのかもしれません。時期的に釣れない時期だったのかも知れません。
行く直前まで、函館の朝市にはいつでもイカ釣り体験ができる、という思い込みをしていた私たち。
今となっては、行く前にネットやTwitterなどで情報収集をしておけば残念な気持ちにならずに済んだんだろうな、と思うんです。
そして、イカ釣りができなかった場合は、こうしよう!というプランも立てていませんでした。そのため、残念感だけが残ってしまったのです。
なので、函館に行ってイカ釣り体験をしたい!と思っている方は、行く直前までの事前チェックや、イカ釣り体験ができなかった時の代案の用意をお忘れなく!
夜景を見下ろした函館五稜郭

五稜郭公園では隣接する五稜郭タワーに上って夜景を見てきました。
時間になると点灯して、輪郭がはっきりしていく五稜郭の姿が楽しかったです。
ただ、人がそれなりにいるので、広い場所でイルミネーションが見たいなら、公園内に居た方がいいですね。
とは言っても、フロアにぎゅうぎゅう人がいる!という程の混雑具合ではないので、人混みが苦手、という人でも大丈夫なくらいだと思います。
そして、五稜郭タワーでは函館戦争の解説が見応えありまくりでした。
函館戦争のきっかけや、実際にどんな戦い方をしていたのか、土方歳三の最期などについても分かりやすく解説されています。
という妄想が広がって楽しかったです。
ちなみに、五稜郭公園にある奉行所などの模型などもあり、歴史好きには楽しいひと時でした。

タワーの一階では、ライトアップされた土方歳三の銅像を見る事ができます。
実際に使われていた移動式の砲台もあり、ここで函館戦争が行われていたんだなあ、としみじみ感じ入る事ができました。
最後に
クリスマス時期の函館旅行について感想をまとめてみました。
(クリスマスらしい事を全然してきてませんでしたが)
函館山で敢えて夜景を見ない、という選択をしましたが、後悔はしていません。
人が少ない中でゆっくり函館山を楽しめたので、今振り返ってみても素敵なひと時だった、と思っています。
頑張って夜景を見るか、諦めて昼の函館山を楽しむか。
しっかり準備して函館旅行を楽しんできてくださいね。
以上、おでかけ大好きな北海道民・おかめ(@okame_0515)でした。