網走には北方民族博物館という、オホーツク海沿岸に生きた民族たちの生活を知ることができる博物館があります。
アイヌ民族だけでなく、ロシア、アメリカなど北の海に住む人々の暮らしや文化を学ぶ事が出来る、私の大好きな場所の一つです。
- オホーツク海に暮らす民族の多様性を知る事ができる
- 音声案内でしっかり勉強ができる
- 映像資料が豊富で実際に道具を使っている様子を見る事ができる。
- お得な割引がある
そんな魅力だらけの北方民族博物館について、語っていきたいと思います。
北海道の歴史に触れる旅や、ゴールデンカムイ聖地巡礼の旅路を決める参考になれば幸いです。
北方民族博物館とは?
場所
営業時間など
開館時間
- 9時30分~16時30分
- (7~9月は9時~17時)
料金
- 一般 550円
- 高校生・大学生 200円
- 小中学生・65歳以上 無料
JAFの会員証を見せるだけで料金がお安くなります。
JAF会員の他にも北海道新聞の会員証なども対象なので、是非確認してみて下さいね。→観覧料詳細
アクセス
女満別空港→網走駅→北方民族博物館までバスがあります。
網走駅から車で行く場合、約10~15分程の距離です。
北方民族博物館の見所

私が思う北方民族博物館のオススメポイントをまとめてみました。
音声ガイドでしっかり堪能
iPodで音声ガイドを聞きながら、道具や民族の説明を受ける事ができます。
複数人で行くときにはラジオのようにみんなで聞きながら
一人でじっくりヘッドフォンで聴く事もできる
その場に合せて使えるので、とっても便利です。
資料には解説などもついています。ですが、音声を聞いていると、より深く知る事ができるのでオススメです。
解説には載っていない部分まで解説してくれるので、とっても勉強になりますよ。
資料の順に沿って聞く事ができるようになっています。もし聞き逃したり、もう一度聞きたい!となっても再度聞けるよう、操作できるので、有難かったです。
多彩な展示物で民族の違いを知る


同じ季節の衣服でも、意匠や材質が異なっていたり、祭事に使われる道具にも大きな違いが見られます。
細かな刺繍が入っている礼服や、普段使いの服など、意味合いや合理性に違いがあるものばかりです。
煌びやかな物から実用的なものまで幅広いので、見ていて飽きません。
普段の生活に使っている道具にも違いがあり、船の形や住居の形には驚きました。
映像資料で道具の使い方の見聞きができる
アザラシ漁の映像にはただただ驚くばかりなので、見逃し厳禁ですよ。
子供の遊んでいる映像などもあり、この道具でこうやって遊んでたんだ!と驚く事もたくさんです。
また、マジックビジョンでは北国に暮らす民族の春夏秋冬の生活の様子をまとめた映像を見る事もできます。
住居での生活などの説明もあるので、時間があれば見て損はありません。
登山をしたりキャンプを楽しむ人には、こんなのを使っていたんだ!とびっくりするものも多いようでした。
最初は何ここ?と面白くなさそうな顔をしていた人でも、
思ったより時間かけてみちゃった!すんごい楽しかった!
と言ったくらいなので、北方民族博物館にはなにがしかの魔力があるのかも知れません。
最後に
網走監獄の近くにある、北方民族博物館について語ってみました。
私が行った時は8月末の土日でした。
それでも、網走監獄と比べて人は少なく、ゆったり回る事ができました。
なので、人混みも屋外を歩くのも嫌!という方には北方民族博物館はとってもオススメですよ。
歴史好きや他民族の文化が気になる、という人にとっては、素晴らしい異文化ワンダーランドです。
網走に行く予定の際は、是非見学してみて下さいね。

