4月下旬に美唄市・宮島沼でマガンのねぐら立ちを人生で初めて見て来ました。
山男・たろう氏が
と前々から言っていたので、ようやく行ってみた次第です。
それまで、宮島沼の場所も、マガンのねぐら立ちというものも、ほとんど何も知らなかった私ですが、行ってみてよく分かりました。
今回はそんな日記になっています。
宮島沼のねぐら立ち
ド早朝に行って来た
たろう氏が『この世の終わりのようだった』という景色を見る為に、夜23時に十勝を出発し、早朝4時前に宮島沼に到着する事ができました。
ド早朝だというのに、駐車場にはすでに人がいっぱい!
全然知らなかったんですが、たまたまねぐら立ちを見るのに良いタイミングの日に行けていたようで、たくさんの人が見に来ていたのでした。
たくさんのマガンが飛び立つ光景
自然の中で見られる現象なのではっきりした時間は微妙だけど、朝4時半くらいからかな?
と言うたろう氏の隣で、その時を待っていました。
私たちが着いたのは、日の出前の時間で、薄闇の中にぼんやりマガンたちの影が見えました。
マガンたちが鳴きかわす声と、集まっている人のささやき声で、そこそこ賑やか。
だんだんと空が明るくなってきたところで、ちらほらと飛び立ち始めるマガンたち。
そして、ざぁああっという音と共に沼からたくさんのマガンたちがカーテンをひくように飛び立っていきました。
おー!!(鳥に配慮して小声)しか言えない光景。
流れ星を見た時のような、驚きの声が周囲からもたくさん聞こえていました。
頭上を見上げるとたくさんのマガンが飛んでいくのがよく見えました。
明るくなってきた空を飛び立っていく光景はまさに圧巻。
沼に帰ってくる集団もいれば、再度飛びだす集団もいたり。
はたはた、遠くでは白鳥たちが列をなして飛んでいくのも見えました。
周辺ではちゃんとしたカメラで写真を撮っている人達もたくさんいましたが、
私はその景色を見ているので精一杯だったのでブレブレの写真しか撮れなかったです。
語彙力がないので例えが変ですが、頭上でたくさんの小型飛行機がとびかっていくような、そんな景色を見て来ました。
ねぐら立ちを見るときの注意
じっと立って見てるから寒い
北海道の4月といえばまだ雪が降る事もある時期です。
そして、早朝なので凄く寒いです。
防寒具をがっつり着込んで、寒がりな自覚がある場合はカイロも仕込んで行くとあまり辛くないかと思います。
ちなみに、秋もねぐら立ち・入りを見られるそうですが、秋だって寒いですね。
その時々で光景が違う
宮島沼に来た事のあるたろう氏いわく、今回と前回とは飛び方が全然違う、のだとか。
飛んで行っても戻ってきたり、中々飛び立たなかったり。
周辺でトンビが飛んでいる様子も見えたので、もしかしたら猛禽類が怖かったのかな?
なんて思ったり。
朝と夕方とでもまた違う光景が見られるそうなので、何回か行って見るのも良いのかもしれませんね。
双眼鏡持って行けば良かった
という時にじっくり見たければ双眼鏡が必要になってきます。
手ぶらで行ってすごい後悔しました。
足元に注意
雪解けも相まって、ぐちゃぐちゃになっている場所もありました。
防水性のある靴やゴム靴系を履いていくのが安心ですよ。
駐車場に停めよう
車を駐車する時は駐車場に停める必要があります。
道が広いから端に停めよう、というのはしない方が良いでしょう。
あまりに身勝手な駐車の仕方が多いと、一般人は立ち入り禁止になってもおかしくありません。
駐車場には誘導員さんがいるので、どこに停めたらいいか分からない、という時は聞く事をオススメします。
また、車のヘッドライドはマガンたちを驚かせてしまいます。
駐車場への入り方や観察時の注意など、宮島沼についてのサイトを要チェックの上行きましょう。
宮島沼について
場所
ねぐら立ち・入りの時期
- ねぐら立ちは日の出(朝4時頃)
- ねぐら入りは日の入(夕方17時~18時頃)
その時期の日の出&日の入の時間を国立天文台の暦計算室で確認する事をオススメします。
最後に
宮島沼でマガンのねぐら立ちを見てきた感想まとめでした。
行くときには靴や服装など寒い事を想定して準備して行くことをオススメします。
以上、夜中に出発するおでかけが特別感があって好き、なおかめでした。