北海道の歴史を学びはじめると、書き手によって見え方が違う、取り上げる部分が違う、ということに気付く時があります。
特にアイヌの人々に関する事や、開拓史の描かれ方などに色濃く表れる部分も。
私が感じていた事や、注意しなくちゃいけないと思っている事、これから北海道の歴史に触れるならオススメの方法などをまとめてみました。
こんな事考えながら自由研究やってます
本や人による偏りに注意
- 書く人や出版社によって見解が偏る
- アイヌの人々についての見解が偏る
- SNSなどネットでの有識者的な人の発言を鵜呑みにしない
北海道の歴史を勉強したりするのに、ある意味、壁として出てくる事なんじゃないかと。
学校で習った内容も偏っている事があるので、私自身、大人になってから色々な本を読んだり博物館まで足を運んだりして考えさせられる事が増えました。
特にSNSだと偏りが目に見えてはっきり出て来る事があるので、巻き込まれないようにある程度距離を取ったり、様子を見るのが無難です。
SNSで論争ばかり見過ぎてるな、と思ったらちょっと距離置きましょ
バランス良く知る
偏ってしまうと、一つの側面しか見られないようになります。
学校で習った内容、偏った書籍や人物の発言に影響されて、私自身も偏っていた事があります。
そこで他の見方がある、側面があるとたまたま気づけたのでそこから気を付けるようになりました。
それでも、完全に偏らなくなった、とは言い切れません。
偏りすぎるとこれから伝えられる北海道の歴史そのものが偏ってしまう恐れがあるのではないでしょうか。
本当は呪いなんて無かった沼でも、そう信じ込んだ人やそうだった方が都合が良いなどの理由で、100年の間に呪いの沼だと認識されるようになった例もあります。
バランス良く、一つの側面だけを信じ切らない事をオススメします。
正直、私がこのブログでまとめている歴史の話も、話半分程度に読んで下さい
そこから興味があれば、調べて貰えればと思ってまとめてます。
歴史の見方は、その時の時代の空気や新発見によって簡単に変わってしまうので。
もっと北海道の歴史を知りたい!と思ったら
- 博物館に行く
- 地域の郷土資料館に行く
- 歴史的な建物を見る
- 石碑や史跡を探す
歴史的な物はいつまでも存在するものではありません。
火事によって消失、台風や大雪などによって倒壊するなど、自然災害で失われることがあります。
管理費削減の為に撤去される事があったり、建物が古く耐震性に不安があるという理由で取り壊される事も。
もし、失くなっても石碑や案内看板として残れば良い方です。
見たいと思った時に見ておく事を強くオススメします!
博物館や市町村のイベント事での特別展示で、普段はお目にかかれない物が見られたり。
博物館の体験や見学イベントで、本を読むだけでは分からない事がわかったり。
北海道の歴史を知ると、住んでいる地域に今まで目が向かなかった楽しさ、面白さがたくさんあることに気づく事ができますよ。
歴史を学ぶということは、過去を知るだけでなく、現在を理解し、未来を考えることにもつながります。
これからの北海道について考える、そんな見方も楽しめるようになるのではないでしょうか。
以上、趣味で歴史の話を読むのが好きな十勝民・おかめでした。