自分用歴史年表(北海道特化)を作った後、歴史手帳というすごい物に出会った話
前からこんな事を思っていました。

西暦と元号がリンクして覚えられない!
歴史の本を読んでいると、西暦と元号を並べて書いてくれるやさしいものもあれば、西暦のみor元号のみなものも当たり前ですがあるわけで。
そうなると、西暦だとなんとなくわかるけど元号だと分かんなくなるんです。
特に、1860年代の元号がコロコロ変わり過ぎて。
その時読んでる本の西暦・元号に対応できるように手元に対応年表を持てるようにしたい。
北海道の主要出来事をざっくりまとめた特化型年表も作ってみたい。
ということで。
北海道絡み特化の簡易版と、西暦元号対応の年表を2種類、プロトタイプとして作ってみました。
作ってみた年表(1780~1900年)


西暦と元号の対応年表
江戸時代後期から明治時代にかけて、安永、天明、寛政、文化、文政、天保、弘化、嘉永、安政、万延、文久、元治、慶応、明治…と元号の変遷を細かく追えるようにしました。
幕末の話を読んでる時、元号表記だと、いつ!?ってなっちゃうんです。
私は平成初期生まれですが、平成が何年までだったかも忘れちゃってるレベルで元号が覚えられないんです。
幕末~明治の北海道特化型年表
もう一つはカラフルな北海道関連の出来事に特化した年表。
時代ごとに色分けして、クナシリ・メナシの戦い(1789年)、箱館開港(1854年)、箱館戦争(1868-69年)、札幌農学校(1876年)など、これさえ押さえておけばなんとなく北海道のごちゃつきがわかる感じにしてみました。
とりあえず、で作ってみたので、もっとこの出来事も入れればよかったなとか色々思ってます。
もう少し考えて、改良予定です。
とりあえず、用途に応じて使い分けつつ、勉強や資料作りに役立てばいいなと思って作りました。
本屋さんで見つけたすごい手帳
年表を作った後、来年の手帳を探しに本屋さんに行ったんです。


すごい手帳見つけた!
歴史手帳2026


実は、SNSで表紙だけ見かけて気になってたんですよね。
それで探しに行って、見つけた!と思って買いました。
1500円しないくらいで、よくある手帳と同じくらいのお値段でした。
歴史手帳のすごいところ
2026年度の年間スケジュール手帳として使えるんですが、その付録っていうか載ってる情報がすごい濃いんです。
西暦・元号がぱっと見てでわかる年表とか歴代将軍、総理大臣とか、時代劇見てたら気になる服の名前とか…。
とにかく、いろんな歴史ネタがぎゅぎゅっとまとめられた手帳なんです。
私が作った元号と西暦の対応表より遥かに完璧で素晴らしい年表が入ってる。しかも干支まで対応。
世界史と日本史を左右のページで並べて「この時期はどうだった?」がわかりやすくなってたり。
マンスリーのカレンダーのほか、ウィークリーの日記のところには、その週に日本各地でどんなイベントごとがあるかが書いてあったり。
オンラインでもっと色んな歴史コンテンツが読めるQRがあったり。
官位、月の異名、変体がな、異体字、旧国名表、幕末の大名配置、城のそれぞれの部分の名前とか…



この手帳すごすぎる!!
とにかく感動しました。
こんな人におすすめしたい
これ、大河ドラマとか朝ドラ、時代小説読んでみたけど「何がなんだか」って人に、全力でおすすめしたいです。
- 大河ドラマをもっと深く楽しみたい人
- 朝ドラの時代背景が気になる人
- 時代小説を読んでて「この官位って何?」「この服装は?」って思う人
- 日本各地の歴史イベントに興味がある人
- 歴史初心者で「何から調べたらいいか分からない」人
ちなみに、手帳はいらないし、大きくてももっと詳しい年表が欲しい!って人には
同じ出版社の吉川弘文館から出てる、日本史年表・地図がオススメです。
こちらも一冊1500円ちょっとくらいで買えるのに、情報量が半端ないんです。
毎年新しい年表が出てるので、最新版で年表が欲しい!という時にぴったりです。













