冬に宗谷岬に行き、間宮林蔵の像を拝んで宗谷岬の歌の碑を楽しんできました。
その丁度同じ日、あとは稚内の道の駅にでも行こうかと思っていた所にパートナー氏がこんな事を行ってきました。
宗谷地方には実は2つ岬がある、と現地で知りました。
てっきり、どっちのでっぱりもひっくるめて宗谷岬としてカウントされていると思っていたのです。
- 稚内の宗谷岬に行こうと思っている
- ついでに稚内観光をしたい
- ノシャップって根室にあるヤツじゃないの?
- 稚内に水族館があるって聞いた
- 稚内の道の駅が気になってる
- 稚内を楽しむガイドブックが欲しい!
と思っている方の参考になれば幸いです。
冬のノシャップ岬
ノシャップ岬
- 宗谷岬より稚内の駅に近い方の岬
- 漢字で書くと野寒布岬
- 利尻島の近くの方の岬
- イルカのモチーフがある岬
- 日本で2番目に高い灯台の近くにある岬
ちなみに、根室にあるのは納沙布(のさっぷ)岬で北海道という島で考えると最東端の岬です。
天気が良いと利尻島が見える
ノシャップ岬から左を見ると、天気が良いときには利尻島・利尻富士を楽しめます。
利尻富士にも登ったことのあるたろう氏いわく、船で利尻島に渡って利尻富士に登るのもまた楽しい!そうです。
ちなみに、山の形が富士山に似てるから、という理由などで利尻富士と呼ばれているのだとか。
わっかりうむノシャップ寒流水族館
- 稚内市青少年科学館とくっついている
- アザラシプールが、流氷から顔出すアザラシを見られる
- カニやエビなどの甲殻類が水槽にたくさん
- ウニだらけな水槽に夢を感じる
- イトウの泳ぐ大きな回流タイプの水槽
- フウセンウオが可愛い
流氷から顔を出すアザラシがいつ出てくるか、流氷から顔を出した姿が可愛くて、時間があっと言う間に過ぎました。
館内も手作り感がある優しい紹介文が一杯で、へえ!という豆知識があふれていました。
時間が無いから青少年科学館はやめておこうか、と話をしていたのに、実際には水族館とセットでした。
というか時間が溶けすぎる。の一言です。
青少年科学館は自然や環境、理科的な話の他に南極探検隊の話も詳しく紹介されていました。
南極の石を見る事ができたり、実際に南極で過ごす際の基地の建物(古いタイプ)を体感できたりました。
あと、タロとジロは凄い犬って事がよく分かりました。
南極料理人の映画を見た人間が行くとすごく楽しいです。(実体験)
稚内で楽しむ
稚内市の公式観光ガイドブックが良い
歴史・観光を満喫するオススメプランや、地図、道内の主要都市からのアクセスや距離など、稚内で楽しむ情報がぎゅぎゅっと詰まってます。
歴史に関する事については分かりやすい解説もあり、すごく勉強になります。
お洒落で見やすくまとめられているので、見ているだけでも楽しいです。
カバンにも入れておきやすいコンパクトサイズなのが嬉しいところ。
道の駅がお洒落
JR稚内駅・稚内の道の駅・バスターミナルがくっついていました。
直結のキタカラという大きな複合施設には、レストランやお土産もの屋さんの他に映画館まで併設されている事に衝撃を受けました。
そして、更に驚いたのはキタカラの中にあるレストランやカフェのオシャレさ!
すごく可愛いパンダのガトーショコラが買えたり、ホタテのピラフをテイクアウトできました。
どちらもとっても美味しかったです。
道の駅の近くにある史跡
当時の樺太にあった真岡郵便局に勤めていた9人の女性を題材にした映画・氷雪の門でも紹介されていた樺太島民記念碑や、九人の乙女の碑などを見る事ができます。
積雪で道に不安があっため今回は断念しましたが、また冬以外に行く事ができたなら是非寄りたいと思いました。
ちなみに、吉永小百合主演の映画・北の桜守も終戦時の樺太からの引揚者を題材にした映画となっています。
ものすごくざっくり言うと、樺太から引き揚げてきた家族が、稚内→網走へと移り住んで頑張って生きて行く、という内容です。
ネタバレなしで、一番びっくりしたのは吉永さんと堺雅人さんが、崖の上にあると有名な太田山神社のてっぺんで二人並んで座っているシーンがあった事でした。
他にも樺太と稚内を結んでいた稚内港の北防波堤ドームも稚内の駅からすぐ近くにあったりと、様々な史跡や歴史に関する事に触れる事ができるのも素敵でした。
最後に
冬の稚内・ノシャップ岬に行って利尻島を眺めたり、わっかりうむノシャップ寒流水族館を楽しんできた感想まとめでした。
宗谷岬とノシャップ岬、車で約45分の距離です。折角稚内に行くなら、二つの岬からの眺めを楽しんでみて下さいね。
以上、十勝から近い襟裳岬とノシャップ岬はずいぶん風景と風の強さが違っていて驚いた十勝民・おかめでした。