生のまま焼くよりも、干してから焼いた方が味がぎゅっとしまって美味しいホッケ。
と思ったものの、自宅で干そうとすると、いろいろな問題がありました。
- 干す場所がない
- 部屋の中に干すと匂いが気になる
- 外で干してると天候などに注意が必要
我が家ではホッケを外で干すのも難しかったので、自宅で簡単にできる方法を探してみました。
そこで見つけたのがピチットシートというアイテムです。
くるんで冷蔵庫で一晩置くだけで、とってもおいしい一夜干しを作ることができました。
- 生のホッケを貰ったので干したい
- ホッケを釣る予定がある
- 釣れたホッケを美味しく食べたい
- ホッケの一夜干しを手作りしたい
という方の参考になれば幸いです。
ピチットシートって?
浸透圧脱水シート
- 刺身の生臭みを軽減し身を締める
- 焼き魚用の魚の身を締めて旨味が濃くする
- 一夜干しを作れる
等の使い方ができます。
シートタイプな調理器具
食材をくるんで、冷蔵庫に入れておくと水分を適度に抜いてくれる仕組みになっています。
触るとぷよぷよした不思議な感触のシートです。
ホッケの一夜干しを作る
ピチットシートで一夜干し
- ホッケは塩水に浸す
- 水分をフキトって
- ピチットシートにくるんで
- 冷蔵庫で一晩おく
と一夜干しが作れる、と知ったので実践してみました。
ホッケをさばく話についてはこちらをどうぞ。
開いたホッケを塩水に浸す
我が家で魚を干すとなった時、
しっかり塩を溶かした水がしょっぱいと感じる程度にすれば良い
という考えがあります。
今回もその方式で作った塩水に30分以上浸して、ざるにあげて水気を切ってから、キッチンペーパーで挟んで水分を取りました。
ピチットシートで巻く
触った感じはなんだかぷよぷよした不思議なラップ、という感じです。
ホッケをくるむようにすき間無くぴったり巻いていきました。
もったいないサイズだったので、ホッケ2枚に対してピチットシートは1枚使用。
あとはバットやタッパに入れて、ラップで封をして冷蔵庫で一晩おきました。
ピチットシートを巻いて一晩
てりてりした、綺麗な見た目になっていました。
ピチットシートは水分を含んで、よりぷよぷよ感が増して、面白いさわり心地になっていました。
ホッケの一夜干しを実食
一夜干し
焼き上がったものがこちらです↓
食べてみると、ぎゅっと旨味が濃くなっていて、美味しい!
身も締まっているので、箸で食べやすくボロボロしません。
スーパーで売っている干物とはまた違う、ふっくらさというか、柔らかさを感じる事ができました。
塩焼きホッケとの比較
見た目の比較までに、こちらは開いたホッケを塩を振って30分おいてから、水分を拭き取って焼いたものです。
こちらも甘くて美味しかったのですが、見た目も味も全然違いました。
比べてみると、こちらはぼやっとした味になっていたように思います。
出来上がった一夜干しは冷凍
- ピチットシートから剥がして
- ラップにくるみ
- ジッパー付き保存袋に入れ冷凍保存
ができます。
私は釣具屋さんで買えましたが、確実に手に入れるにはネット通販や、店頭での取り寄せなどがオススメかと思います。
魚以外にもお肉の旨みをぎゅっと引き締めたい時にも使えます。
最後に
自宅で簡単に一夜干しが作れるピチットシートでホッケの一夜干しを作って食べてみた!という話でした。
思っていたより凄く簡単で美味しくできたので、これからもっと活用したいと思います。
以上、日本海側はホッケ釣りが陸から楽しめて羨ましいと思っている十勝民・おかめ(@okame_0515)でした。