歴史

中川五郎治ってどんな人?【開拓神社の御祭神】

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中川五郎治について

  • 1807(文化4)年に択捉で働いていた時、ロシア船に捕まる
  • その後ロシアに連れていかれて抑留される
  • 種痘(予防接種)について本を読んだりロシア人医師の従者になって種痘方法を教わる
  • 何度か脱走しようとしたが失敗する
  • 日本に捕まっているゴローニンと交換する為に日本へ
  • 隙を狙って脱走→今度は成功
  • その後、松前奉行の家来になり、松前の医師に種痘について教える

中川がロシアで入手した本はジェンナーが書いた本で、後に翻訳され『遁花秘訣』として出版されました。

この本は、当時の種痘に関する内容の最先端だったそう。

天然痘が蝦夷で流行た時には松前藩の元で、日本として最初の種痘を行っています。

五郎治が逃げたから代わりの日本人を用意しよう!と、捕まったのが商人・高田屋嘉兵衛です。

天然痘

  • 疱瘡(ほうそう)ともよばれる感染症
  • ぶつぶつしたものが体中に出たり、失明することも
  • 伊達政宗がかかった病気としても有名

蝦夷では本州からの人の行き来が増えた、1799(寛政11年)以降から流行がひどくなっていったと言われています。

その為、数年おきに種痘が行われ、大流行を防げるようになりました。

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古川おかめ
古川おかめ
十勝で子育て中の2児の母。
北海道や十勝の歴史、グルメの裏話を調べてまとめるのが趣味のブログも7年目。
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