十勝・鹿追町にある然別湖。
毎年1月~3月の間、雪と氷で作られた、しかりべつ湖コタンが開村します。
私はしかりべつ湖コタンが大好きで、2019年の今年は開村直後に行ってきました。
2019年は3月21日までの開催でした。
ちなみに、しかりべつ湖コタンを楽しむためには、1泊2日が望ましいって私は思っています
と思っているからです。
もっと言うと、早朝もしかりべつ湖コタンを楽しむには欠かせない時間帯なんですよ。
なので、しかりべつ湖コタンを心行くまで楽しみたい!となったら、ホテルに一泊するのがオススメなんです。
一泊する事で、より楽しめるしかりべつ湖コタンについて熱く語っていきたいと思います。
しかりべつ湖コタンが気になっている、という人の参考になれば幸いです。
ホテル風水に泊まった方が良い理由
ホテル風水のみが近くで営業しているから
然別湖の本当にすぐ近くにあるホテルは、2019年現在・ホテル風水のみとなっています。
そして、他にホテルや宿を探しても、10㎞以上は離れた場所にあります。
ちなみに、しかりべつ湖コタンから帯広駅までは送迎バスが運行しています。
ただ、その最終便は17時台。
なので、しかりべつ湖コタンの夜営業(20時~)のライトアップを見たいとなると、自力で行く他無くなってしまうんです。
そうなると、心行くまで楽しめない&寒い中、車で夜の冬道を帰る事になります。
その上、然別湖は山間にある湖なので、帰り道は下りが続きます。
道に慣れている人なら不安なく行けますが、道をよく知らないとちょっと不安な道になってしまうのです。
なので、
- しかりべつ湖コタンの夜をじっくり楽しみたい人
- 送迎バスを利用して然別湖コタンを楽しむつもりの人
- 夜の冬道に不安がある人
はホテル風水に泊まるべきと言えるのです。
しかりべつ湖コタンは夜こそが最上!だから
昼間のアイスカフェは、自然光の下だと、温かな印象を受けます。氷や雪の白さが引き立っているので、確かに綺麗です。
対して夜は、建物の中に仕込まれた光が、自然光に邪魔されることなく本領を発揮します。
氷の机やカウンターなどが底から輝き出すのです。ピンポイントで氷が内側から輝くので、氷そのものが持つ透明感が引き出されます。
そして、ほのかな青みがかかって見えてくるので、とても幻想的なんですよ。
そして、天気の良い晩だと、冬の星空や月を見る事ができます。周囲に光源があまりないので、夜空もとても美しいのです。
星空の元、散策するしかりべつ湖コタンは昼に増して神秘的です。
然別湖ネイチャーセンターに事前予約すると、ナイトウォッチングに19時30分から参加する事もできます。
晴れた夜なら美しい夜空をしっかり楽しむ事ができます。
そして、もし曇っていてもその時にしか出来ない体験が出来るそうです。
私はいつも予約をしそびれてしまうので未体験ですが、来年は是非参加してみたいと思っています。公式サイト→鹿追町・しかりべつ湖コタン
アイスロッジ宿泊体験にはホテル宿泊必須
宿泊体験ができるアイスロッジもあります。
大きなイグルーの中でベッドの上で寝泊まりができるようになっているんです。
アイスロッジの中は外よりも暖かく、ちゃんと極寒用シュラフの貸出もあります。
ただこのアイスロッジ、宿泊したいとなったらホテル風水の宿泊がセットになっているプランでないと泊まる事が出来ないのです。
なので、アイスロッジに泊まりたい!となったらホテル風水一択になるんですね。
もちろん、ホテル風水では、アイスロッジに宿泊できるプランの他、しかりべつ湖コタンに関わる様々なプランが用意されています。
素泊まりもできるし、朝ご飯だけ、晩御飯&朝ご飯付きの宿泊もできますよ。
ちなみに、しかりべつ湖コタンで使えるクーポン券付きの宿泊プランも時期になると登場します。
早朝の然別湖も美しいから
ホテルに泊まったら、私は寝る前にカーテンを開け放して眠る事にしています。
- 晴れた夜は星空が美しいから
- 翌朝の山の姿も美しいから
夜と朝、美しい景色を楽しむ事ができるので、私はついついカーテンを開け放したままにしてしまいます。
特に、月が出ている晩は、くちびる山と呼ばれている天望山を宵闇の向こうに見る事が出来ます。
写真に写っているのが、そのくちびる山です。
どうしてくちびる山と呼ばれるかというと、湖面に山の姿が反射して映ると、くちびるの様に見えるからだと言われています。
そして、朝日が昇りだした頃、日の光を背にしたくちびる山はとても神々しくて美しい姿に。
暗くて青い空の中、山の輪郭やその足元がオレンジ色に滲む様に輝く姿は、眠気もふっとぶくらいに美しいです。
写真はもう日が昇ってしまっていますが、この直前の山の姿が素晴らしかったんですよ。
太陽が昇り切った後も、澄んだ青空とくちびる山、真っ白な然別湖のはっきりしたコントラストを楽しむ事ができます。
そんな早朝の然別湖を楽しめる早朝森の散歩に、朝6時から参加する事もできます。
こちらも然別湖ネイチャーセンターに事前予約が必要となっています。
最後に
しかりべつ湖コタンに行くなら、ホテル風水に泊まった方が良い理由を紹介しました。
宿泊プランによっては、夕食に然別湖名産・オショロコマの塩焼きも楽しむ事が出来ます。
ふっくらしていて甘みがあり、魚特有の臭みもなく、とても食べやすく美味しかったですよ。
しかりべつ湖コタンを楽しんだ後、温泉にゆっくり浸かって温まる事もできるのも嬉しいポイントですね。
あくまで私のオススメな一泊二日の日程も添えておきますね。
- 夕方15~17時を目指してホテル風水に行く
- ホテルで夕食をとってから、ライトアップされたしかりべつ湖コタンに行く
- 翌朝、もう一度楽しむ
このタイプだと、のんびり過ごせる上、最大限に楽しめるので本当にオススメです。
そして、朝の開店してすぐのアイスカフェだと、人が少ない状態なので、人混みが苦手、という方にもオススメです。
3月中旬には、春の温かさで溶けてしまう場所もあります。
ただ、開村直後は出来上がっていない部分もあったりするので、行くなら2月中旬~2月下旬がオススメですよ。
以上、冬の北海道が大好きな十勝民・おかめでした。