北海道の歴史を知りたいけど歴史の本ってなんか難しそうだからあんまり…。
博物館に行っても、結局なんの話してるのか分かんないからつまんない。
もし・・・。
少しでも興味があれば絵本や児童書、写真集から入るのがストレスがないのでオススメです!
北海道内の図書館であれば、たいてい北海道の歴史に関した本などを読むことができます。
無料で始められてその後の人生をかけても終わらない趣味になります。
どこか観光名所に行った時にも、誰これ?何コレ?が無くなり、ちょっと楽しい気分になれるはず。
- 北海道の歴史を知りたい
- 勉強したいと思ったけど難しそうで挫折した
という方の参考になれば幸いです。
※ネットは情報が多すぎるので、これを調べる、と決めてから活用した方が良いのかな?と言うことで本に絞って話しています。
ネットの方が詳しい話があったり、本で見付けられない話があったりするので有難いです。
北海道の歴史を知りたいと思った時に
難しい本から入るのはキツイ
- 漢字まみれでしんどい
- 言い回しが難しい
- この人誰?状態
初めて触れる歴史話を知る時、歴史の棚にあるしっかりした本読めば良いんでしょ?
と思って読み始めて私はいつも心が折れます。
これくらい知ってるよね?的なノリで
事業内容や法律などの決まり事がバンバン長ったらしい漢字で出てきます。
本によっては言い回しもなんか難しいので、なんでもうちょっと簡単に書いてくれないの?って気になります。
極めつけは、ポンと出てきた人の紹介が少しも無かったりすること。
有名な人だから、分かってるだろうけど的な空気があって、そこで誰なのこの人?と思って調べてよく脱線します。
まだ詳しくない話は簡単な本から始める
ちょっと遠回りかもですが、私にとってはこれが一番ストレスがありません。
Wikipediaで良いじゃんって話かもですが、Wikipediaも難しく簡素すぎて、なに言ってんだか分かんない事があります。(個人の感想
歴史の勉強をするならオススメは児童書
- 難しい漢字がない
- この人誰?を説明してくれる
- 出てくる場所が分かりやすい
- 言い回しが易しい
- 巻末に簡単な資料がついてることも
児童書は漢字が難しくなく、法律や決まり事についてもルビふって簡単にこんな事だよって説明があります。
突然出てきた人がいても、この人はどこどこのだれだれで、こんな事をしたすごい人です的な解説が挟まります。
巻末には簡単な年表があったり、話の中ではイラストでどの地域の話をしているか見て分かるような本もあります。
発行年数が古いとありがちな注意もいくつかあります。
- そもそも古い情報を元に書かれている
- 時代による偏見が含まれている場合がある
- 言葉の使い回しが古い時もある
また、著者の考えや希望が混ざって物語になってる事も。
あくまでこんな事があったんだ、こんな人がいたんだ、程度におさめておくと後々良いです。
写真集から入るのもオススメ
- 地域の写真集なら興味が出やすい
- テレビで見たことあるような話で読みやすい
- 昔から馴染みのある物から入るのも手
ちょうど良い児童書が無い、まずは特定の地域の歴史から入りたいという時にオススメなのは写真集です。
写真や絵は文字をたくさん読まなくて良いのでストレスがありません。
それでいて、昔はこんなんだったんだ!と驚くような話を知る事が出来るので会話のネタにもなります。
私は建築物の写真集が好きでよく眺めてます↓
図書館で見つける分かりやすい順
- 絵本、写真集
- 子供向け歴史漫画
- 偉人先人を扱った児童書
- 子供向け北海道の歴史本
- 学校で使われてる郷土学習本
- 地域の歴史を扱った本
- 図書館の郷土コーナーにある本
- 大人向けの北海道の歴史本
- 博物館などの研究まとめ冊子
- 市町村史も分かってくると面白い
あくまで私が考える、ストレス無く北海道の歴史の勉強をしやすい順です。
自宅に一冊持っておくとしたら、コチラの本がオススメです。
歴史のコーナーに読みたい系統の本が無ければ、ジャンルで探すのも手です。
農業、畜産業、鉄道、道路、炭鉱、工業、商業などなどジャンル別の棚にも地域の歴史と関係した本があることもあります。
観光や地図のコーナーにも、こんな本あるの?が結構あるのでオススメです。
ちなみに、時代小説などは背景の時代がだいたい分かってきたり、こんな人がいたんだって事を知った上で読むと分かりやすいです。
いきなり読んでみたいって時には、コチラの本がオススメです↓↓
短編集で人物の紹介や時代背景の説明も簡単にあって読みやすかったです。
続豊治や岩村長官の話などが楽しめます。
北海道の歴史を知りたいと思った時の注意
本や人による偏りに注意
- 書く人や出版社によって見解が偏る
- アイヌ民族についての見解が偏る
- Twitterやネットで有識者的な人の発言を鵜呑みにしない
北海道の歴史を勉強したりするのに、ある意味、壁として出てくる事なんじゃないかと。
学校で習った内容も偏っている事があるので、私自身、大人になってから色々な本を読んだり博物館まで足を運んだりして考えさせられる事が増えました。
ネットやTwitterだと偏りが目に見えてはっきり出て来る事があるので、巻き込まれないようにある程度距離を取ったり、様子を見るのが無難です。
バランス良く知る
偏ってしまうと、一つの側面しか見られないようになります。
学校で習った内容、偏った書籍や人物の発言に影響されて、私自身も偏っていた事があります。
そこで他の見方がある、側面があるとたまたま気づけたのでそこから気を付けるようになりました。
それでも、完全に偏らなくなった、とは言い切れません。
偏りすぎるとこれから伝えられる北海道の歴史そのものが偏ってしまう恐れがあるのではないでしょうか。
本当は呪いなんて無かった沼でも、そう信じ込んだ人やそうだった方が都合が良いなどの理由で、100年の間に呪いの沼だと認識されるようになった例もあります。
バランス良く、一つの側面だけを信じ切らない事をオススメします。
正直、私がこのブログでまとめている歴史の話も、話半分程度に読んで下さい。
そこから興味があれば、調べて貰えればと思ってまとめてます。
もっと北海道の歴史を知りたいと思ったら
- 博物館に行く
- 地域の郷土資料館に行く
- 歴史的な建物を見る
- 石碑や史跡を探す
歴史的な物はいつまでも存在するものではありません。
火事によって消失、台風や大雪などによって倒壊するなど、自然災害で失われることがあります。
管理費削減の為に撤去される事があったり、建物が古く耐震性に不安があるという理由で取り壊される事も。
もし、失くなっても石碑や案内看板として残れば良い方です。
なので、見たいと思った時に見ておく事を強くオススメします。
博物館や市町村のイベント事での特別展示で、普段はお目にかかれない物が見られたり
博物館の体験や見学イベントで、本を読むだけでは分からない事がわかったり。
北海道の歴史を知ると、住んでいる地域に今まで目が向かなかった楽しさ、面白さがたくさんあることに気づく事ができますよ。
以上、趣味で歴史の話を読むのが好きな十勝民・おかめでした。