帯広市役所にあるスカイレストラン。
実は、29日にしか食べられない特別メニューがあるって知っていますか?
それは、肉じゃがです。
そう思う帯広市外の人もいるかもしれません。
帯広市役所のスカイレストランで食べられる肉じゃがについて、ご紹介したいと思います。
>>帯広市役所・スカイレストランの営業時間やメニューについて
29日にしか食べられない『肉じゃが』
帯広市役所のスカイレストラン(11時から18時30分まで営業)では、毎月29日になると『肉じゃが』が食べられます。
29日って、2(に)9(く)と読める、という事で肉の日ってよく言われますよね。
帯広市役所のスカイレストランでは、肉の日の特別メニューとして『肉じゃが』を450円で食べられるようになっているのです。
その日の日替わり定食(料理長のきまぐれセット)としてメニューが出てきます。
とはいっても、肉が多いとか、特別な肉が使われているとかってワケではありません。
- 醤油ベースの甘辛い味付け
- たれがてりてりっとしる
- 肉よりもじゃがいもの存在感が大きい
入っている具材は地元産を中心にした、ジャガイモ・タマネギ・豚肉といった定番のものばかり。とってもシンプルな肉じゃがなのに、とっても美味しいんです。
ジャガイモはほっくほくで、とろりとした甘辛い味付けが良く合うので、ご飯がもりもり進んでしまいます。
むしろ、このジャガイモだけで十分ご飯が食べられちゃうくらいなんです。
帯広市役所で肉じゃがを食べる時の注意点
おかわりできない
肉じゃがの定食の場合、ご飯のおかわりができません。他の定食物の場合は、ご飯のおかわりが可能です。
ご飯をたくさん食べるという自覚のある方は、とろろ飯やミニカレーなども一緒に頼んでおくと満足できるかと思います。
女性だとこれにデザートがついてれば満足できるなあ、という量だと思いました。
29日でも食べられない時がある
スカイレストランは市役所の一部です。そのため、土日・祝日はお休みになります。
そんな時に29日が重なる事も多々あります。ただ、土曜日が29日だとその前日の金曜日に肉じゃがが食べられるようになります。
但し、日曜日・祝日に重なっている場合は、その時々によって対応が変わってくるそうです。
なので、29日に近い平日に食べられるかについては、念のためレストランに確認する事が必要になります。
また、世の中の状況などによっては行われてない事もあります。
どうしても食べたい!という時には、事前に電話で確認するなどオススメします。
昼過ぎに行くと無い事も
そもそも、帯広市役所の職員食堂でもある、スカイレストランです。そのため、役所のお昼時になると市職員の皆さんもご飯を食べに来ます。
私が行ったときは、肉じゃが目当てでやってくる一般市民も結構いた印象です。そして、昼どきを過ぎたら、肉じゃがは完売していました。
営業開始の11時に合わせてレストランにいるようにできれば、安心して肉じゃがを楽しめるかと思います。(実体験)
なんで帯広市役所で肉じゃが?
帯広市民の小学校給の味だから
帯広市役所で特別な日に食べられる存在の肉じゃが。
じつは、これには帯広市民と給食の思い出に関係があるんです。
学校の給食、と聞くと美味しかったメニューは何ですか?
袋入りのラーメン?コッペパン?カレー?スパゲッティ?
人によって様々ですよね。
私はカレー大好きですが、学校の給食で一番好きだったのは肉じゃがです。
肉じゃがが出た日は、給食の容器が綺麗に空になるくらい、クラスの皆も大好きでした。
平成30年の小学生を対象にした給食アンケートでも、堂々の一位に輝いています。
帯広市役所で食べられる肉じゃがは、帯広市の給食の肉じゃがを再現したものなんです。
帯広市民が愛している思い出の肉じゃがだからこそ、29の日の特別メニューとして出てくる訳なのですね。
帯広市民に好かれ過ぎてレシピ公開
給食で食べられる肉じゃがが美味しすぎるので、市民からの要望でレシピも公開されています。市役所のレストランでは、ご丁寧に印刷されたものが壁に掲載されています。
帯広市の帯広給食センターのサイトでは、人気メニュー紹介のコーナーで、肉じゃがのレシピが公開されています。
そして、ダウンロードもできるようになっているんです。
レシピ通りに作っても、同じ肉じゃがにならないんですよ。なんでなんでしょうね。
自分の料理の腕をふるって、味を思い出しながら努力しても、なんか違う美味しい肉じゃがに仕上がります。
私の母も周囲の友達や親族も、レシピを元に肉じゃがを作ったけど思ったようにならなかった、という声しか聴いた事がないんです。
祖母は料理上手でしたが、そんな祖母でも別な肉じゃがになっていましたからね。
大人にとっては、懐かしくて、もう一度食べたい!という肉じゃがを、確かに再現してくれている。
それが、帯広市役所で29日だけに食べられる肉じゃがなのです。
最後に
肉の日(29日)に帯広市役所のレストランで食べられる、肉じゃがについてご紹介しました。
帯広市の給食で育った帯広市民にとっては懐かしく、違う地域の人には珍しがられます。
ちょっと変わった、帯広ならではのグルメとして、楽しんでみては如何でしょうか。
以上、美味しいご飯が大好き!十勝民・おかめでした。